山岳医療救助情報 Mountain Medicine and Medical Rescue Information

各国の登山に関わる状況


2020.4.15現在確認できた情報ですが、こちらの間違いで訂正の必要な箇所がございましたら、どうぞご連絡下さい。
(海外の山岳会は山小屋の経営も行っており、登山活動の中止と山小屋閉鎖と、両輪で感染拡大を減らすことができます。)


スイス
3月13日、スイス山岳会は、山小屋を自発的に閉鎖しすべての活動を中止するよう推奨、全ての競技会が5月末までキャンセルされました。3月21日、全ての山小屋が法令により閉鎖。スイス山岳会はスイス国民のコロナウイルスの感染拡大を抑え、パンデミックを阻止する取り組みに貢献しています。


フランス
3月15日、 フランスは首相が、状況は予想よりも早く進展しており、COVID 19ウイルスの蔓延は前例のないほど広がっていることから、首相はすべての公共の場所と非食料品店の閉鎖を発表しました。山小屋は閉鎖、スキーシーズンを終了としました。 3月18日、 フランスでは、Covid-19対応需要の高い医療チームが、登山活動中の救助に当たる遭難が発生。政府の対策(人々の健康への脅威を防止及び制限する対策)に反する登山やスキー活動については、高山憲兵隊らがパトロールし、違反金が課されることとなった。


ノルウェー
3月15日、 ノルウェーでは、郊外に別荘としての山小屋を所有する人が多いです。コロナ感染により、都市部から避難して自分の所有する小屋で生活する人が増え、自治体の人口の10倍以上の住人となってしまいました。そこでコロナが発生した場合は、完全に町が崩壊する、ということから、首相は緊急対策として、自宅に帰るよう命じました。


アメリカ
3月17日、 アメリカで声を上げたのはクライマーでした。 「自分の地域を超えて、リクレーションエリアへの旅行はDO NOT!」 COVID-19が山間部の地域に感染された場合、都市部から離れているために医療施設へのアクセスが制限されること、家族ぐるみで生活をしている地域の方々へ感染の拡大を起こす可能性があることからです。 アメリカ山岳会は「登山団体がCOVID-19の解決策の一部になることができる!」と、声を上げました。


カナダ
3月19日、パークスカナダ(カナダ国立公園)の施設およびサービスの一部を閉鎖。3月25日、パークスカナダは、追って通知があるまで、すべての国立公園、国立史跡、国立海洋保護区の訪問者のすべての自動車アクセスを停止しました。


ドイツ、オーストリア
3月19日、 ドイツ山岳会German Alpine Association DAVは登山ツアーを中止。山小屋を閉鎖へ。 オーストリア山岳会the Alpine Association Austria ÖAVは、全ての山小屋を通知があるまで閉鎖へ。 ヨーロッパの山で隣りあう国々は、現在国境閉鎖と旅行制限をしています。


ブラジル
3月24日、 ブラジルのUIAAの正会員であるBrazilian Mountain Hiking and Climbing Confederation (CBME)は、登山者とそのコミュニティが集まり、団結して行動に出ました。「レクリエーションで旅行する時ではありません。」
         

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