ファーストエイド講習会

『助けたい』その気持ちを技術にしよう!

ローツェフェイス7800mの救助に向かう(EBC6400m)

尊い命を守るために、応急・救命処置を学びましょう。山岳遭難・水の事故・災害現場では、救助隊員が駆けつけるまでに時間を要します。あなたの技術が、大切な人や自分の命を守ります。日々の生活、職場でも活用できる生き抜く技術になります。

アウトドアファーストエイド講習会について OUTDOOR FIRST AID TRAINING SESSIONS 後援:スポーツ庁、国立登山研修所

ファーストエイドは登山技術の一つです。

すべてのコースは、スポーツ庁、国立登山研修所の後援を受けております。

1日から受講できる、計5日間の基礎から学ぶ講習会です。習熟度に応じ、「ベーシック Basic」、「リフレッシュ Refresh」、「アドバンス Advanced」を受講頂けます。

本講習会は、国際標準や最新知見に基づき、日本の法規・病院医療・救助体制と整合性を持ったカリキュラムからなり、各種救助要員、高校山岳部、大学生等の指導者向けテキスト等にも情報提供し、アウトドアに関わる予防と応急処置技能の標準化、および水準の維持・向上を目指した包括的なアウトドア医療教育の一つとして開催いたします。これまで多くの受講生を輩出してきた実績ある講習会です。

本講習会は、正しい知識と技術の習得を広めるために、山岳医療救助機構代表であり、日本人初の国際山岳医、日本人唯一の米国野外医療学会フェローを授与された大城和恵医師が責任講師を務め、複数名の専門の医師により直接指導を行います。

目的

  • 助かる命を救う
  • 後遺症を軽減する
  • 遭難を予防する
  • 限られた資源を使う

特長

  • 遭難現場からのフィードバックが生かされた講習会
  • 日本の法規との整合性
  • 非医療者にもわかりやすい
  • 国際標準を適時アップデート
  • 医師が直接教える少人数制
  • 合格まで追加受講無料(3年以内)

対象者

  • 救助隊員
  • 一般登山者
  • 山岳ガイド
  • 登山指導者
  • ツアーリーダー・引率者
  • 登山用品販売業
  • 山に関わるお仕事をされている全ての方

講習会一覧TRAINING SESSIONS LIST

アウトドア ファーストエイド講習会

ベーシック Basic

ベーシック Basic

1日から受講できる計5日間の基礎から学ぶ実践的な講習会。
はじめての方に
1日〜計5日間
基礎から学びたい方

この講座は、アウトドアファーストエイド講習会(ベーシック Basic)です。

ベーシックコースは、全カリキュラム37時間で構成され、夏コースおよび冬コースにわかれます。カリキュラムはA、B、Cに分かれ、Aは最も基本となる内容となり、全カリキュラムの初めに受講頂きます。

カリキュラムBとCは夏コース2日間と冬コース2日間で異なる内容となり、SummerとWinterの頭文字を用い、夏コースはB-S、C-S、冬コースはB-W、C-Wと称します。夏、冬どちらからの受講でも構いません。

カリキュラムAは初回時必須で、全カリキュラム(A, B-S, B-W, C-S, C-W)の履修は最短5日で終了します。希望者はAを2回(計6日間)受講することも可能です。その場合も受講料の割り増しはありません。

全ての基準を満たした方にアウトドアファーストエイドbasic providerの終了証を授与します。

 

<新型コロナウィルス感染影響下での開催について>
(1) 通常より人数を減じて開催する場合があります。
(2) 開催に伴う具体的な感染拡大防止対策は、状況に応じて随時更新致します。
※今後の感染拡大状況では、募集開始後でも開催を中止する可能性があります。

事情をご理解いただき、募集要項(2022年度2版)をお読みいただいた上で、
お申込みいただけますようお願い申し上げます。

 
リフレッシュ Refresh

リフレッシュ Refresh

Basicコース終了後に復習する機会。
Basic終了者1日間復習したい方

この講座は、アウトドア ファーストエイド講習会(リフレッシュ Refresh)です。

山の医学や装備は、発展を続けています。

ベーシック終了認定を受けた後も、新しい知見を学び、知識と技術のブラッシュアップを行いましょう。

ベーシック終了認定を受けた方(一般社団法人日本登山医学会主催での終了者も含む)を対象とした、日帰りコースになります。

 

<新型コロナウィルス感染影響下での開催について>
(1) 通常より人数を減じての開催となります。
(2) 開催に伴う具体的な感染拡大防止対策は、状況に応じて随時更新致します。
※今後の感染拡大状況では、募集開始後でも開催を中止する可能性があります。

事情をご理解いただき、募集要項(2022年度初版)をお読みいただいた上で、
お申込みいただけますようお願い申し上げます。

アドバンス Advanced

アドバンス Advanced

救助現場を想定した医療救助の実践的な講習会です。
Basic終了者かつ山岳活動経験者限定計2.5日間プロ向け

この講座は、アウトドアファーストエイド講習会(アドバンス Advanced)です。

待望のプロフェッショナルコース、いよいよ2019年度より登場!

実際の遭難現場をリアルに想定した医療救助のトレーニングを行います。Basicコースを優秀な成績で終了され、山岳経験の豊富な方限定コースです。

 

<新型コロナウィルス感染影響下での開催について>
(1) 通常より人数を減じて開催する場合があります。
(2) 開催に伴う具体的な感染拡大防止対策は、状況に応じて随時更新致します。
※今後の感染拡大状況では、募集開始後でも開催を中止する可能性があります。

事情をご理解いただき、募集要項(2022年度2版)をお読みいただいた上で、
お申込みいただけますようお願い申し上げます。

山岳女医「大城和恵」講座

事例から学ぶ山の医学講座(夏山編)

事例から学ぶ山の医学講座(夏山編)

夏に多い遭難事例や遠征中の病気の発⽣例を写真とともにわかりやすく解説。
どなたでも2時間全ての方向き

遭難事例や遠征中の病気の発⽣例を写真とともにわかりやすく解説する2時間講座【夏山編】です。

国際的な知⾒を、⽇本の地域性や救助事情に照らし合わせた現実的な解説を⾏います。
質問時間を多めに設けますので、⽇頃の疑問や⾃分が困った体験など、尋ねてみる良い機会です。

正しい知識を得られる貴重な機会です。
ぜひ逃さずに!

< コース内容 >

エベレスト・アコンカグア遠征の成功で知られる大城先生が登壇!
・高所の難しさや成功の秘訣を遠征裏話を交えて解説。
・夏山で多い熱中症や心臓発作については、事例に基づいたお話。
説得力のある講座です。
明日から使える正しい知識を学びましょう!

※本講習会は、募集を終了いたしました。

事例から学ぶ山の医学講座(冬山編)

事例から学ぶ山の医学講座(冬山編)

冬に多い遭難事例や遠征中の病気の発⽣例を写真とともにわかりやすく解説。
どなたでも2時間全ての方向き

冬から春⼭で発⽣が増える「低体温症・雪崩埋没」について、遭難事例や遠征中の発⽣例など、写真とともにわかりやすく解説します。

近年、バックカントリーでのスキーやスノーボードの活動が増え、同時に遭難件数も増加しています。
今回の講座では、リアルな現場を想像しながら、
・どうしたら遭難を防げたのか、
・遭難したと気づいたらどうしたら良かったのか、
実際の事例をもとに今すぐに役⽴つ知識を⾝につけましょう。

北海道の低体温症の⽣存救助の数々の成功に寄与した⼤城医師による、説得⼒のある講座です。

⼤城医師は、雪崩埋没時の応急処置の国際チェックリストの和訳、国際雪崩医療救助のQuality Indicator のワーキンググループも担当しています。
国際的な知⾒を、⽇本の地域性や救助事情に照らし合わせた現実的な解説を⾏います。
質問時間を多めに設けますので、⽇頃の疑問や⾃分が困った体験など、尋ねてみる良い機会です。

正しい知識を得られる貴重な機会です。
ぜひ逃さずに!

※定員になり次第、募集を終了させていただきます。

スペシャルコース

白衣の女医スペシャル! 単独登山者が生きて還るためのコース

白衣の女医スペシャル! 単独登山者が生きて還るためのコース

⾃分の命を守るために、最低限知っておいて欲しい⼭の医学を⾝につけます。
単独登山で生還した遭難事例についても解説します。
単独登山者1日間単独登山者

いざとなると一人で立ち向かうことになるピンチ。
このコースは、自分の命を守るために、最低限知っておいて欲しい山の医学を身につける1日講習会です。

※ このコースは少人数制のためお早めにお申込下さい。
※ 終了後懇親会あり

コースプログラム

  • ■ 山で多い病気や怪我(講義と実習)
     ・死なないために自分で行う処置
      - ケガ
      - 心臓発作
      - 低体温症 etc.
  • ■ 単独遭難の事例
     ・生還できたポイント
  • ■ 独りで遭難:何をして生還するか?
Backcountry医療救助講座-雪崩・低体温症スペシャル

Backcountry医療救助講座-雪崩・低体温症スペシャル

冬山シーズン直前講座。
ICAR勧告・北米WMS指針に則った医療救助の実践トレーニング。
協賛:かぐらスキー場、株式会社K2ジャパン
Backcountry経験者計2日間Backcountry

バックカントリー遭難が増えています。
発生頻度が高い雪崩、低体温症への医療対応を学びましょう。
屋内講義と雪上での実践トレーニングを行います。
救助事例を参考に、実践的な技能を身につけましょう。
医療内容は、国際山岳救助協議会ICARの雪崩埋没時の医療対応について、日本人唯一のワーキンググループメンバーであり和訳担当者である当機構代表大城和恵が、構成をしています。
Wilderness Medical Societyの指針にも則り、日本の救助事情との整合性をとった内容です。